本日のイスタンブールは大雪。7つの地区の学校が休校になったらしい。ニュースで流れていました。
子どもたちがキャーキャー楽しそうに雪だるまを作ったりそりで滑っている。外に出たい気持ちもあるけど、外はマイナス3度で冬用の靴が無いので大人しく家にいる。
窓から景色を見て「あぁ雪止んだんかぁ」と思い、パソコン作業集中してまた外を見ると「一面雪で真っ白状態」になったりする。天気は激しく変わりやすい。
いくつかのスーパーやパン屋、レストランも閉まっているらしく、適当な感じが良いですよね。日本で大雪が原因で学校がお休みになることはあるかもしれないけど、外に出れないほどのドカ雪が降った場合に限りますよね。仕事が急に休みになるとか無いし。正直、イスタンブールの学校がお休みになったと聞いた時、こんな(大したことない)雪で休みになるんかと思ったのは秘密...。トルコでは子供達向けの送迎バスがかなり普及しているのですが、こんな状況で安全に車を動かすのは難しいですからね。お休みになるのは確かに納得。
雪が降らなくても十分に寒いのに、雪が降るとさらに寒さが厳しくなる。
そんなトルコの方々はどんな季節でもお風呂に入る習慣はあまりないらしい。もちろんトルコは国土が大きく住むところによっては毎日欠かさずお風呂に入る習慣の方々もいるとは思いますが、今現在私が出会ってきたトルコの方々で毎日お風呂に入る方は聞いたことがない。


ト日本のように湯船があるお家もあるけど、シャワーブースが一般的。湯船があっても実際には浸かることは少ないらしい。なのでお風呂に入るというより、シャワーを浴びる。
そんな寒い冬の間は1週間で週2か3回くらいのペース?滞在先の友達や両親はそう。このお風呂の話をトルコの方々にすると必ずこう言われる。
「日本人はお風呂に毎日入るんだよねーでも毎日入ると人間に必要な油分がなくなるし、髪の毛も無くなるよー健康に良くないよー?」
まあ言っていることは分からなくもないが、こちらとしては冷静に毎日お風呂を入らない方がよっぽど健康被害が大きいと思う。それに湿気大国の日本は、すぐ髪や体がベタベタする。トルコは一年中カラッと乾燥している地域が多く、このことをトルコの方々に伝えるとなんとなく納得してくれる。しかし私がここトルコでも毎日お風呂に入ろうとすると少し驚かれる。ごめんだけど、無視させてもらう。当然31年間お風呂をさぼってきたことないので、異国に来てもお風呂をさぼるのは当然あり得ないんだ。
しかしながらある日の夜シャワーを浴びててふと思う。
日本と比べてトルコのお風呂事情は、
シャワーの水圧が弱い
シャワーの温度は体感36度、ぬるい
湯船に浸かれない
浴室に暖房設備がない(そもそもトイレと同じスペースにある)
以上のことから、なんか身体を洗った感じがしないんですよね。清潔になりました!!みたいな。おまけにシャワーを浴びた後、めちゃくちゃ寒くて風邪を引きそうになる。お風呂ってリフレッシュ出来る場だと思っているので、リフレッシュできなかったら意味ないんですよね。そこで、お風呂をさぼっても良いかもと思った。トルコの方々のように、私も週に2、3回ペースで良いかもーと。同じ人間なんだし。
そこで外出しなかったある日の夜、お風呂をさぼった。下着だけ取り替えて顔面と大事なところは洗った。次の日体臭は一切せず(友人からも特に臭わないと言われた)、頭皮のベタつきや臭いは気にならなかった。そこでまだサボれるかもと思って、2日目の夜もお風呂をさぼった。この日も外出していない。しかし2日さぼると、案の定翌朝頭皮がベタついて臭くなっていた。多分頭皮自身も絶望してる。体臭に変化はなかったけど、なんとなく2日お風呂をさぼることへの罪悪感?からなのか、精神面ですごく気持ち悪くなった。
なので私は頑張っても1日しかお風呂をさぼれないという結果になった。本当にトルコなら1日はお風呂さぼれます。ただ外出した日はこれまで通りシャワーを浴びる予定です。
もちろん日本に帰ったら毎日お風呂入りますけどね。母国は湿気がひどすぎる。(;ω;)
ちなみに「お風呂に入る」をトルコ語で言うと、banyo yapmak。バンヨって言い方ちょっとかわいいですよね。