トルコではコーヒーも飲む

トルコはチャイ(紅茶)のイメージが強い人も多いかもしれません。私もチャイについてたくさんこのブログで書いたけど、実はトルコにはコーヒーを飲む文化もある。

私が滞在しているお友達のお家では、毎日朝ごはんの後、トルココーヒーを1杯飲みます。いつも自分が作ります。笑

 

トルコの前身、オスマン帝国自体から飲まれてきたトルココーヒーは私たちが知っているコーヒーとは少し違う。砂のようにサラサラした粉末状態のコーヒーと水を、専用の鍋ジェズメ(cezve)に入れて煮立たせた後、カップに注ぐシンプルスタイル。

右がジェズメ。こちらは電化製品なので電気を利用して作ります。
昔は電気を利用せず、火を焚いてその火を利用したり
熱した砂の上で作っていました。
   ジェズメに人数分の山盛りスプーンと水を入れ煮立たせるだけ。
1人分=コーヒー山盛り1スプーン・水1マグカップ
沸々したらすぐ止めてカップに注ぐ。
カップはエスプレッソカップみたいに小さい。

こんな感じでコーヒーの表面を泡でいっぱいにするのがベスト

トルココーヒーはかなり苦味が強いので、必ずお水も一緒にいただきます。あとはチョコレートやトルコのお菓子と一緒に楽しむ方が多い。

 

飲み残りのカップには、必ず砂のようにコーヒーの粉が残ります。これは飲まなくて大丈夫です。私は最初の方知らなくて頑張って飲んでいたけど、のどが咽せるだけなのでお気をつけください( ̄▽ ̄;)笑 体を張る必要はない。

水分がなくなるまで飲めば大丈夫

正直、トルココーヒーは好き嫌いが分かれる飲み物だと思います。私も最初は苦手であんまり飲みたくなかったけど、お宅訪問すると必ずコーヒーをご馳走になるので次第に慣れてきました。でもチョコレートと一緒じゃないとコーヒを楽しめない。

もっとラテに近いマイルドな状態で楽しみたい方は、「Osmanlı kahvesi」オスマンルカフェベシを選ぶと良いです。トルココーヒーに牛乳とカルダモンなどのスパイスをミックスして作った、甘すぎず上品なスパイスの香りが楽しめる1杯。観光地のトルココーヒー店でも楽しめる!私の1番好きなトルココーヒーのスタイル。

とあるコーヒーショップのメニュー。
たくさん種類があって正直どれを頼もうか悩う。(;ω;)
1番下のOSMANLIがマイルドで飲みやすい。
ちなみにスパイスや砂糖など何も入っていない
1番シンプルなメニューはTÜRK KAHVESIになります。

見た目じゃ全く変わらないけど、こちらはOSMANLIです。お店によって味が全く違うので、お気に入りの味を見つけるのも楽しい!

 

あと東京の下北沢にトルココーヒーを楽しめるお店(THE MOSQUE COFFEE )もあります。私も1回だけ行ったことがあります。昔ながらの砂を使ってコーヒーを作る製法で、気になる方はこちらのお店でコーヒーを試してみるのも良いかも。