花粉症が落ち着いてやっと安心して暮らせるかと思えば、今度はカンカン照りの暑さにやられています。気温が上がるのはいいけど、湿度なんとかしてくれ。
でも、バテそうな暑さで食欲が落ちる訳ではありません。こんな暑い時こそ、スパイスの効いたごはんを食べたい気分。今年はスリランカカレーで、この日本の酷暑ならぬ「酷夏」を乗り越えることに決めました。
なぜ、日本でもなくインドでもなくタイでもなく、スリランカなのかって？野菜をたっぷり取れて、最後まで美味しく食べられるからです。お気に入りのお店は、関内にある「シナモンスパイス」のカレー。いつもランチ利用で、3種のカレーセット。（1500円）
まず、見た目。お料理は見た目もめちゃくちゃ大事。こんなの美味しいに決まってます。
ふわふわしたライスの上に、まるで主役のように鎮座している野菜のおかずは6種類。この野菜がめちゃくちゃライスにも、カレーにも合って美味しい。特に、ココナッツのフレークのようなポルサンボルが好き。ココナッツのふんわり優しい香りが、スパイシーな雰囲気に彩りを添えてくれます。口に入れた瞬間、はふ〜ってなる。（しあわせのため息）パパダンを砕いて食べるのも、またひと味違って楽しい。
メインのカレーは、左からチキンと豆と日替わり。豆は優しい味で、チキンはかなりスパイシー！でもこの味が、夏の暑さを吹っ飛ばしてくれる。この日の日替わりは、魚のカレーで恐らく鯖だと思うのですが、塩気が効いていて4年前のスリランカ旅行を一瞬で思い出しました。よく口コミで見かける「現地を思い出す味」という現象です。いろんな国へ行って日本に帰ってからも、現地で食べた多国籍料理を食べるけど、あまりそういった場面に出会ったことがないんですよね。「あぁ、これが旅の思い出の味というやつか」と、つい呟きそうになりました。賑わっているランチタイムで、自分だけあの時に戻った気がするな。
私はカレー大好き人間で、日本もインドもタイも好きです。特にインドカレーは月1ペースで食べていて、お店でライスではなくナンを選ぶのですが、かなりのボリューミーで食べている途中で飽きることがあります。でもスリランカカレーは、最後まで美味しく食べられるんですよね。それはきっと野菜のおかずのおかげだと思います。
現地へ行った時も、カレーと同じかそれ以上に野菜のおかずがたくさん並んでいて、セルフでライスの上にのっけて食べるスタイルでした。お店によって個性が出ていて、毎回カレーを食べる時間が楽しみだった。それは、自分だけのお気に入りの味を探す旅に出ているみたいで、約10日間のカレー生活でも全く飽きなかった。現地でお気に入りだったカレーは、やっぱり魚系のカレーです。塩辛くて美味しい！
写真を見ると、また行きたくなっちゃう。食べ物も自然も人も最高なスリランカ。再訪は必須。宝石好きの方もおすすめ。初めてキャッツアイや、パパラチアサファイアなどを教えてもらって、確実に石沼に一歩近づいた旅だったな。
ちなみに、去年は冷やし中華にハマりました。今年は、まだ1回も食べてないや。
食べ飽きた訳じゃ無いから、お家では冷やし中華にしよっかな。
去年は「身体を冷やす」だったけど、今年は「身体を温める」気分らしいです。気分屋だけど、頑固なので今夏はスリランカカレーで決まりです。さて、来年はなんだろう（笑）
