ジュエリーの物欲は心の余裕

2月も終わり。思い出したかのように、久しぶりにログインしたはてな。

この時期は、いろんな意味でみんなバタバタしている。年度末は大抵忙しい。人事異動もある。大卒で言うと、もう社会人になって8年。新卒から在籍している会社だと、ポジションは中堅の仲間入りってところかな。私もそうでした。去年までは。

 

前職は、大手企業の現場職だった。私的には人間関係は良好だったから楽しかったけど、鳥籠の中で生きるのに疲れ、そしてこのまま居たら自分が駄目になると思って退職をした。目の前に昇職試験を控えていたけど、そんなのは自分にとってどうでもよかった。夜勤ありの体力勝負の仕事だったので、身体にも支障が出た。辞めて正解。もう戻れない、あの頃の生活には。

 

あと色々あった。その色々は今後ゆっくり書こうと思う。

2023年は30歳という一応人生の節目の年だったけど、1番辛かった1年だったかもしれない。体力も心も本当に余裕が無かった。初めて本気で死ぬことを望んだ年だった。

 

そんな余裕もないから、ブログとツイッター(死語?)は放置するし、更新しても一応このブログのメインであるジュエリーのことをあまり書く気にはなれませんでした。ドタバタ劇が落ち着いて、息を整えるたびに思う。ジュエリーは、心に余裕のある人の趣味なんだと。ま、大抵1つあたりの単価は高いし、手頃なジュエリーが好きだったとしても、ジュエリーが好きな人はコレクター癖があるので、どっちみちお金が飛ぶ。石沼も同じことが言えそう。みなさん趣味の為に毎日働いて、中にはママさんの方も居て本当に素晴らしいです。

 

それで持って、手持ちのジュエリーを減らそうかなと考えている。GIFTEDだけでいいんじゃないかな。まぁ極端に数を減らすのは少し抵抗はあるが、正月の震災で思ったのは、災害時に避難する際、身につけられる分だけのジュエリーの方が自分にとって1番安全な気がした。避難先で盗難にあうかもしれないけど、身に付けていたら多少の防犯率は下がると思うし(物にもよるが)、じゃあ家に置いて出て行ったらまぁ...無事の生存は無理ですよね...。間違いなくスリの被害に遭うことでしょう。スリに遭うくらいなら、自分から手放したいです。この国に住むには、大きな災害のことも考えて生活した方がいいかもしれん...。あと単純にGIFTEDがレギュラーすぎて、他のジュエリーを全く着けなくなった。笑

 

元気がなくても、とても緊張する場面でも、お気に入りがそばにいると、自然と頑張ろうと思ってくるんですよね。

 

こころの一部です。

 

 

 

 

 

seasonalでもいいじゃないか

寒くなると恋しくなるのは真珠...パールです。約1年半前にケシパールのネックレスを買うとき、オールシーズン使うことを前提に買いましたが...やっぱり夏は着けたくないですね。というか、暑すぎて着ける気になれんかった。

www.hamuzono.com

 

2023年はどんな夏だったか

気象庁から、こんな発表がありました。

2023年(令和5年)夏(6~8月)の日本の天候は、夏の平均気温は北・東・西日本でかなり高くなりました。日本の平均気温は1898年以降で夏として最も高くなりました。夏の降水量は東・西日本太平洋側と沖縄・奄美で多かった一方、北日本太平洋側で少なくなりました。夏の日照時間は北・東日本日本海側と北・東日本太平洋側でかなり多かった一方、沖縄・奄美で少なくなりました。

気象庁 令和5年9月1日報道発表資料より引用

気象庁が観測し始めて125年、トップの暑さか...。近年の気候は誰がどう見てもおかしいと思うくらい異常ですよね。正直しんどいと思ったのは、連日38度台で湿度も高い上、太陽が容赦なく照りつけてくるあの環境。記録は毎年更新しそうな予感さえする。

 

そう、酷環境の中でパールを着けていられるかという話です。

 

 

結論、無理です。

太陽が熱い眼差しでコンニチハしてくる中、湿度がムンムンの中、汗がノンストップで吹き出してくる中、パールを着けたいとは思いませんでした。いや、正確には思えなかった。ネックレスはもちろん、ピアスも。パールはジュエリーボックスの中でおねむでした。

 

 

 

理由

パールが汗に弱いという理由が1番ですね。

大体、顔や首、腕に日焼け止めを塗ったくりしているし、何回も日焼け止めを塗り直すことを考えたら、特に短めのパールのネックレスは着けたくない。実際ケシパールのネックレスは1回も出番なしでした。ピアスも着けませんでした。耳なら汗は避けれるかと思ったけど、汗を凌ぐことが最優先のためジュエリーに気が向いている余裕なんてなかった。

もはや、少しでも涼しさ&着け心地を求めて「シルバー」一択。もちろん相棒は、 こちらのネックレス でした。

 

涼しくなった最近はレイヤーを楽しんでいます

 

 

 

酷暑でもパールを楽しむ方法

もし、酷暑でもパールを着けたいぃぃぃ!!!と思うなら、今の私ならイミテーションパールを選択します。せっかく買った本物のパールを汗や紫外線で劣化させたくないし、フェイクなら多少扱いに困らないというのが理由です。

イミテーションパールは持っていないけど、もしかしたら今後は買うかもしれないですね。それは、やっぱりパールと私服を合わせるのが好きだからです。夏のシルバーは言うまでもなく最高だけど、コーデにパールが欲しい時も正直ありました。最近やっと安心してパールを着けられる環境になって、パールジュエリーを着けるとテンションぶち上がります。

今までジュエリーを買うときは、「コレクションより実用的」が第一だったので、「オールシーズン」に拘っていたけど、現実問題を考えると無理な状況もあるなぁと思いました。

 

 

結局コレクション化の沼に走る



 

 

 

 

 

天然と合成、選ぶ時代になってくるかも

先日、たまたま山中湖付近にドライブしに行ったので、山梨宝石博物館へ立ち寄ってみた。ずっと行ってみたかった場所で、土日ということもありお昼近くになると館内は石好きの方達でいっぱい。

 

ここの博物館のすごく良いところは、石を様々な視点から観察することができるんですよね。原石・ルース・ジュエリーの3つの視点で楽しめるのは、すごく面白い。

激推しアクアマリンさま

ここ最近は原石派だけど、ルースも好きだし、ジュエリーも好き。普段見られない華やかなリングが沢山飾ってあってそれだけでお腹いっぱい。ふぁっふううううう。

 

 

 

 

気温が下がると、恋しくなってくるヤツ

あと、パールもあった。淡水パールを初めて見たんだけど、かなり綺麗で魅力だと思った。GIFTEDのラインナップにも淡水パールを使ったジュエリーがあって、淡水パールについて少し気になっていたから実物を見れて嬉しかった。

 

 

初めての観察は、淡水パールだけじゃない。合成ダイヤモンドだ。じっくり見るのは、初めて。

去年、上野で開催されていた宝石展にあったっけ?あったかもしれないような...2回も行ったのに全然覚えていない(笑)

合成ダイヤモンドの存在を知ったのは、スタージュエリーのハイエンドラインであるSJXで。ネットで見た限りで、実物は見たことがなかった。当時は、全く興味がなかった。わざわざ合成品を買う必要ある?と思っていた。

www.sjx.jp

 

 

ところがですよ。

致命的なブレブレですいません

写真めちゃブレているけど、全然良さが伝わっていないけど、めっちゃ綺麗なんですよ。合成って言われなかったら、本物だと思っちゃう。

正直この合成ダイヤモンドのネックレスを見た時に、技術者の努力の結晶が集まっているように見えてすごく感動した。それに、天然のダイヤモンドに拘る理由が思い出せなかった。

だから展示を見た時に、好みのジュエリーにセッティングされている石が、事前に「LAB-GROWN」「SYNTHETIC」と分かれば、今後のジュエリー購入の際の選択肢が大きく広がると思った。もちろん、ダイヤモンド以外に色石もね。自分が納得して買うことができるなら、合成の選択はあり。

そもそも、天然だけが美しいのか。合成は、必ずしも偽物なのか。

 

というより、比べること自体が違くないか。

「天然石」と「合成石」はそれぞれ違うものとして、捉えるべき?なのかもしれない。

 

マグロに例えると、「天然」と「養殖」があり、養殖マグロは天然マグロの「偽物」なのか?と言われると違うと思う。確かに天然マグロの代物ではあるが、天然マグロの数を確保するために、もっと手軽にマグロを楽しめるために、養殖マグロの存在がある。近年は養殖技術の向上で、質がぐんと上がっている。そして、それぞれの良さがある。ダイヤモンドにも同じことが言えるのではないか。

私はなんでも比べる癖があるから、自分で選択肢を狭めているんですよね。ダイヤモンドの他にも、パールであこやvs淡水とか。そもそも比べるところ違くない?(笑)とてもモッタイナイんですよね。

 

合成石を選ぶことで予算を少しだけ抑えることが出来たり、環境破壊や紛争問題に加担しなくて済むというメリットもある。まだ全然普及していないので、合成石を採用しているジュエリーブランドはまだまだ少ないけど、資源にも限りがあるわけだから今後は増えるんじゃないかと予想。消費者のジュエリー購入の選択肢が広がりそう。楽しみである。

 

 

技術の進歩を見られる、山梨宝石博物館に感謝!

代わりの存在が出現すると必ず悪用する人が出てくるので、中々合成に対してプラスのイメージを持てない人も少なくないだろう。でも、合成石もとっても綺麗だから、もし山梨宝石博物館にいく機会のある人は、ぜひ注目して見てほしい。他にも、カッターにフォーカスを置いた展示もあって、石そのものだけではなく、宝石業界の技術も詳しく知ることが出来ます。

それにしても、眠っていた石欲が目覚めてきた...。

Kawaiiを受け継ぐ

まーた花粉症にやられました。とにかく花粉が飛ぶ春と秋は嫌いだ。目が猛烈に痒くて、肌がヒリヒリする。空気清浄機とはお友達状態。おまけに体調不良により、年内にさくっと手術することになって、リスタートできると思ったこの生活もいちからやり直しです。だから、最近は実家にお世話になっています。そんな実家にいる90歳のおばあちゃんが、おしゃれして近所のお友達とお茶しに行っていた姿を見て、気になったネックレス。

かわいいでしょーていいながら見せてくれた

おばあちゃんいわく、トルマリンのネックレス。長さは約40センチ。アジャスターなし。大昔に買ったらしい。

配色バランスがとても良い。まさに、私の好みにクリティカルヒットー!

 

 

ピースによっては、インクルがあったりバイカラーっぽいのもあって、ますます胸キュンです。トルマリントルマリンの間にはゴールドのビーズがセッティングされていて、これがこのネックレスのスパイス役としてとても魅力を引き立たせている気がする。

 

 

引き輪付近は、黒のトルマリン。黒のトルマリンも、ビーズの様にカットされると魅力的に見える。

個性的な素材だから、全体のバランスを考えるの難しいだろうし、そもそも素材の数もそんなに調達できない気がするけど、私はこのネックレスは結構まとまりがあってすごく素敵に思う。そしておばあちゃんのセンス最高。私がもし着けるなら、いつもの白シャツと黒いパンツという質素コーデにします。トルマリンの色が映えてかわいいだろうなーって思ったり...。

というか、今回初めておばあちゃんが石に興味があったことを知りました。母が石好きなのは知っていたけど、おばあちゃんも好きだなんて。生意気ないとこ(6)も石に興味津々だし。やっぱり、好みは遺伝するかも?!

そして、ジュエリーは何年経っても色褪せないことをまた実感させてもらいました。

 

 

 

大事そうに傷だらけのティファニーの箱に入れている、おばあちゃんもかわいいと思います。

 

 

www.hamuzono.com

 

www.hamuzono.com

 

 

 

 

最高愛銀装飾品

この夏に奮発した、ネックレスのレビューです。

www.hamuzono.com

 

受け取ったのは、なんと7月下旬。びっくり。納期が早すぎる!ありがとうございます!!!

 

こちらです。

いやぁ、かっこいいですね。GIFTEDのシルバーのチェーン。ひとつ誤りがありまして。それは、こちらのネックレスの正式名称を忘れてしまいました。やっちまった。

実はこのネックレスは、チェーンとペンダントが別売りです。ペンダントを別注でオーダーしました。ペンダントは、S、M、Lの3種類あり、Mサイズを選択。

 

留め具は、マントルタイプ。ここの素材はK18。I型のパーツの両脇には、ダイヤモンドがセッティングされている。(受け取った時に、初めて気付いたのはひみつ)長さは、約40〜42cm。チョーカーが好きなため、長いなと思いつつも試着すると全く気にならなかった。手持ちのパールネックレスと合わせると、良い感じになりそう。

 

 

このチェーンの最大のポイントは、ひとコマが全てが作家hiroki masuzaki氏の手によって造られていること。計り知れない労力と技術の結晶。実際、ひとコマずつ見ると圧巻。

大量生産で生み出されたチェーンは、無機質でなんとなーく言葉に表せない、物足りなさを感じていた。多くのジュエリーブランドのネックレスは、主にペンダントに焦点が当てられている。(主にレディース向けのラインナップです)メインの素材はダイヤモンドやエメラルド、オパールとか、K18だとか、ブランドのアイコンの一部とか取り巻きになっているとか。でも、なんとなく自分が探しているネックレスは違うと感じた。私が理想とする「存在感のあるネックレス」を言語化するのが難しく、いろんなジュエリーブランドをリサーチするたびにmモヤっとボールを投げまくっていました。

だからこのGIFTEDを知り、作品を調べていくうちに、私が追い求めていたジュエリーに出会えるんじゃないかと思い、とても胸が躍った。ポップアップを開催していた表参道で、実物を見た時「間違いない」と確信した。

 

 

 

約3週間、肌身離さず使い続けた姿がこちら。所々、表情に変化が出始め、よりリアリティなチェーンに。手作業だからこその、温かみ。この姿が、たまらんのだ。

 

 

 

GIFTEDを知り始めてから約1年。コツコツ集めて、3点揃えちゃいました。ちなみにこのネックレスは、学費を除いて人生で1番高いお買い物でした。でも、満足度は格別。どこへでもどんな時も一緒の時間を過ごして行きたい。だから、一生大切にしていきたい。

ハッピーセットが誕生してから、私の生活の質は確実に向上した。リングとピアスだけでも満足していたけど、やはりネックレスがあると違う。どんなコーディネートにもしっくりくるから自分に自信が持てるし、緊張する場面でもこのネックレスがあるから頑張れると思う。毎日が楽しい。どんな時も一緒です。

 

 

ハッピーセットと共に、この夏海外へ旅してきました。海外へ行くときは、「高級品は日本へ置いていく」が鉄則なので、今まではジュエリーを着けて渡航したことはありませんでした。しかし、コロナを境目に以前よりもジュエリーに夢中になった私にとって、ジュエリーを日本へ置いていくのは少し抵抗があったのです。ジュエリーは自己表現の1つであり、自分に自信を持つための欠かすことのできない重要なパーツだからこそ、どうしても着けて行きたかった。結果、私の理想とするジュエリーは、日常も非日常も愛用できるジュエリーなんだと、改めて感じた。

 

 

お気に入りのジュエリーと、旅をするのが最高のしあわせです。

 

 

中国へ行ってきた…ではなく世界のSHIMOKITAZAWAです

 

うっかり、手の日焼け

顔や腕の日焼け対策は常日頃から考えていたけど、手の日焼けについて全く考えていなかった。7月頭に炎天下の東北をうろうろしていて気づいたこと。

「あれ、こんなに自分の手は黒かったっけ」

明らかに焼けている。すぐに、二の腕と比べたら一目瞭然。

待って!こんな黒いはずじゃなかったのに!

足と比べるともっとすごい

手の甲より、指が焼けちゃっています。スマホをいじったりするからかなぁ。とにかくショック。完全に油断してた。

戻す方法はないので、これから焼けないように手に潤いを与えるべく、日焼け止め入りのハンドクリームを買ってみた。

夏はハンドクリームと付き合うのが難しい季節

ドラッグストアでも買えちゃう、atrixです。調べると日焼け止め入りのハンドクリームは、かなり数が限られていました。こちらは、SPF20PA+。手を洗ったり消毒するたびに塗り直しが必要なのと、手が若干ベタつくのが嫌だけど、もうこれ以上日焼けしたくないから仕方ないか。

あと日傘も買った。東急ハンズの日傘コーナーを1時間ほど物色して探した。

wpc-worldparty.jp

なんで今まで持っていなかったんだろうってくらい、もっと早く買っておけばよかったアイテム。日陰って大事。紫外線カット率99%と頼もしい夏の味方です。

アームカバーも買おうか悩むけど、暑すぎて多分無理だな。紫外線の圧がすごいから、お肌だけでなく頭皮や髪のこともしっかり考えないとなぁ。