いつも美味しい野菜を作ってくれるおばあちゃん。家庭菜園や編み物を教えてくれる師匠。先日、90歳卒寿を迎えることができました。おめでとう。ワタシは長生きする!っていつも宣言しているから、特に心配はしていなかったけど。90年生きるって、純粋にすごいです。
なんだろうな。あまりに元気すぎて、孫の私の方が早く死ぬんじゃないかと思います。(そんな私はあと10年生きれば良い)
弟と打ち合わせし、お祝いとして活伊勢海老を贈った。残念なことに死着だったが、おばあちゃんも喜んでいたから、良しとしよう。母が捌いて、刺身とお味噌汁に。実がプリップリで美味しかった。っていうか、私も食べちゃった。
誰かの節目を、しかも長寿のお祝いを、近くでお祝いできるのは、実はとても幸せなことなのかも。なかなか90年生きている人を、近くでお見かけしたことがない。
そんな長生きのおばあちゃんを見て思うこと。勝手ながら長生きの秘訣は、少しくらいずうずうしく生きること。これに尽きます。「少しだけ」ではなく「少しくらい」ここ大事です。遠慮しないで、言えば通せるくらいの心意気です。大変失礼かもしれないけど、数年一緒に住んでいたから分かる。
おばあちゃんは大きい病気をしていないし、障害も特にない。目は矯正していないし、耳は少し聞こえにくいけど会話は出来る。固形物が食べれる。足腰も自分で動かせる。階段だって手すりさえあれば登り降り出来る。最先端の医療技術があり人生100年と言われる国に生まれたけど、実際に長生きするには周りのサポートが必ず必要だと思う。独りでは、無理だ。だからこそ強く思うよ。文句を言いながらも、近くに寄り添う母に感謝してほしいです。もちろん、生きているうちにね。
次の目標は、100歳だそうです。大丈夫。なんも心配していない。
お祝いできるように、もう10年私も頑張って生きるか。