お米文化のある国じゃないと生きていけない

日本米が激しく恋しかった2ヶ月間のトルコ生活だけど、一応トルコにもお米を食べる習慣があります。トルコでは、お米をピリンチ(pirinç)、調理されたお米をピラブ(pilav)と言う。 基本的にトルコの主食はパンだけど、お米を使った料理も沢山あります。朝食はパンを食べて、昼食もしくは夜ご飯にピラブを食べる感じですかね。パンよりもピラブの方がより軽く食べられるイメージが現地の人にはあります。私もそう思う。沢山のピラブを食べたけど、どれも美味しかった。

 

ピリンチはスーパーで手に入る。いろんな種類のピリンチが売っています。正直、形以外の違いがよく分かっていない。

こんな感じで小さいサイズから大きいサイズまで売っている

 

私は友達のお家で、ピラブをご馳走になった。本当に美味しかった。

付け合わせは、肉が多い。

 

一度だけ、外食でピラブを食べた。これは、チキンピラブ。タイ料理のカオマンガイのような感じです。タイの方は醤油ベースのタレを掛けて食べますが、トルコは無し。お米を炊くときに、塩を入れているので塩気が効いています。

お米の硬さが私の好みでちょうどよかった

 

 

あと友達のお家で、ピリンチでおにぎりも作った。友達はたまにお家でおにぎりを作るらしい。家に海苔もあった。海苔はインターネットで手に入るみたいです。おにぎりの具材は、ツナマヨ。トルコでもツナ缶が手に入ります。唯一、トルコで簡単に作れるおにぎりの具材だと思う。

一緒に作って楽しかった

美味しかったし、久しぶりにおにぎり食べれて嬉しかった。

外国のお米あるあるだけど、調理する時は油が必須かなーと思いました。トルコではお米を炊く時にバターやオイルはもちろんのこと、たまにお水の代わりに鶏の出汁で炊くことがあり、それはめちゃくちゃ美味しい。

日本のお米は、お水で炊いたあとそのまま食べても美味しいように作られていますよね。日本では油を使った食文化自体が近代的なのでしょうか。あの唯一無二のお米の甘さに慣れていると、海外のお米に物足りなくなるのは仕方ありませんね... 

それにしても、私はお米を食べる習慣がある国じゃないと生きていけない気がした。主食と同じくらいお米を食べる頻度のある国の方が、私にとってストレスを感じなく生きていけそう。今まで30年間お米を食べて生きてきたから、いきなりお米無し生活は辛い。あぁおにぎり食べたくなっちゃった。