11月頭の連休、実家に家族が集まった。
弟はマメな性格だから、社会人になってからも世間一般の連休には実家に帰ってきてたみたい。私はカレンダー通りの休みじゃかなったから、連休に帰省するためには有給を取る必要があった。だけど、シフト制で休暇を取る労力をかけたくないのと、単純に実家に帰るのが面倒くさくて、1年に1回の帰省ペースだった。でも今私が実家にお世話になっているから、弟が実家に来れば自動的に家族が集まることになる。私のことを心配してか、弟はマメに実家に来てくれるらしい。母談。今年の秋の連休は、母はいつも以上に気合いを入れてとある海産物を取り寄せていた。
宮城県塩竈市のブランドマグロ「ひがしもの」。10月から11月にかけて、登録された船である一定の基準を満たしたマグロが、「ひがしもの」に認定されるらしい。全然知らなかった。
私の塩竈の思い出といえば、小学生の頃に学校の校外学習で塩釜神社に行って、市場であおさを買ったくらいか。
ドリップの出ないマグロ、久しぶりに食べた。
スーパーで買うマグロは解凍されたものが多く、そもそも高くてあんまり買わなかった。家で食べるときは、オクラとめんつゆで和えた「マグオク」ばっかり作っていた。回転寿司へ行っても「とろたく」「まぐろユッケ」といった邪道ネタしか注文しないし。そのままの味より、アレンジ系が好きなのかも。
でもこうして生の美味しさに触れることで、新鮮って良いものだなぁと改めて実感した。マグロ美味しいなって素直に思った。マグロ好きの弟は、もっと喜んで食べていた。東京では新鮮な魚に出会える機会が本当に少ないから、お金を積んでお取り寄せするのも選択肢の一つに良いね。まだまだ、国内のブランド化された海産物・畜産物・農産物は知らないことばかり。もっともっと知りたくなった。