先日まで話題になっていたニュース、ドイツから来た4人家族がイスタンブール市内の病院で亡くなった。死因はホテル側が蒔いたトコジラミ殺虫剤による中毒死と見られるが、最初の報道は食中毒とのことだった。今回は誰にも頼まれていないけど(笑)、トルコの衛生概念と気をつけたいポイントをまとめたいと思う。トルコに滞在する私も他人事ではないいいい!
グルメ天国トルコの衛生概念
有難いことに私自身トルコでの食中毒での体調不良はない。1人でも夫がいる時も、そしてトルコの家族といるときも週に1回ペースで外食する機会があります。
残念ながらトルコは日本よりも衛生概念が整っていないです。例えば賞味期限という概念も薄い。スーパーでの買い物で、食べ物の賞味期限や製造日を確認するという習慣が無いに近い。何故なら日付に拘るよりも、その時の見た目や異臭がしなかったらオッケー的な肌感覚。レストランでさえも、私たちの目の前で提供される食事が本日作ったものとは限らないのです。消毒についても同じく、消毒するという考えがない。多くの屋台の人は現金を触った手で、食べ物を触ります。
鶏肉について
夫からは口酸っぱく「外食で鶏肉だけは食べるな」と言われてきました。特に鶏のドネルケバブ(Tavuk döner kebabı)は度々食中毒が起きていて、主に不十分な加熱による菌の繁殖が原因。外食の鶏肉料理は安いので惹かれるけど、どんな調理法でもなるべく避けています。ただし、個人的なルールで例外のお店があるのでそれは後で記載。せっかくトルコへ来たなら、あれもこれも食べたい!って思うし、むしろトルコでの食事を楽しんでほしいと思います。私は今でも時間があれば勝手に食の旅に出ています。笑

そんな訳で、〇〇を食べるな!というよりは、トルコ人の夫がアドバイスするお店の選び方を共有します。
トルコ人の夫がアドバイスするお店の選び方
常に満席のお店を選ぶ
観光客からしたらどこが繁盛しているお店なのか判断しづらく難しい問題だけど、常にお客さんでいっぱいのところです。(ふんわり)そういうところは回転率がいいので扱っている食材が古くない、もしくは新しいものが多い。例えばスマホばっかり見て客を待っているお店は入らない方がいいですね。余っている食材がそのまま放置している可能性もあります。

Googleの口コミも見るといいと思います。星が400件以上あるのが一つの目安。最近の口コミが低評価でなければ、お店に足を運ぶのもアリです。
チェーン店を選ぶ
チェーン店は大きなブランド力を維持していかなければいけない分、個人経営よりも食材の扱い方や衛生教育は徹底しています。先ほど私は外食で鶏肉は食べないと書いたけど、唯一食べる鶏肉の外食はタブクドゥンヤスtavuk dünyası。ここはトルコ国内に300店舗以上もあるビックチェーン店。きちんとしているお店は基本的にオーダーが入ってから調理されるのでいつでも出来立てを味わえる。


IBB直営のお店を選ぶ(イスタンブール市内限定)
IBBとはイスタンブール市のこと(İstanbul Büyük Belediyesi)。イスタンブール市が運営しているレストラン、ロカンタ、カフェがあり、市民でなくても入ることができます。
https://ibb.istanbul (英語対応もある)
嬉しいことに割と観光地にあるんですよね!ここでは一般のお店よりも高品質低価格でお料理や飲み物を提供しているので、常に混雑していますがタイミングが合えば入ることが可能。




ちなみにトルコ語発音だと
イーベーベーと読みます( ̄▽ ̄ )
あとIBBのもう一つのブランド、beltur。チャイカフェドリンクはもちろん、サンドイッチやデザートもあります!とっても価格が安い!!


正確には第三セクターだけど
ほぼイスタンブール市が運営といっても過言ではない。
Googleマップで検索すると沢山出てくるので参考にしてみてください。下のマップはアヤソフィアの近くのギュルハーネ公園のbelturです。
屋台は気をつける(万国共通)
何故か屋台って美味しそうに見えるんですよねー( ̄▽ ̄;)小さい台車でおっちゃんが1人で売っているものとか、黙々と栗やとうもろこしを焼いているのを見ると、例えその食べ物が好きじゃなくても美味しそうに見えることはよくある。

例えば、エジプシャンパザールがあるエミノニュeminönüでは鯖サンドbalık ekmeğiが有名でたまに屋台でてるし、ゴマベーグルのシミットsimitやサンドイッチ、午後になるととうもろこしや栗の屋台が多く出ます。私は何回か食べて健康に問題なかったけど、衛生面を気にするなら避けた方が無難。パンはパン屋さんでも1個から買うことが出来ますし、上記のIBBのカフェに行ければサイドメニューにシミットやサンドイッチが置いてあります。
余談
どうでもいいけど、トルコの警察はちゃんと発表した方がいいのではと思った(⌒-⌒; )この事件が発生して1週間前後はずっと、食中毒との報道だったので家族から出掛けるたびに「1人で外食するな」と言われSNSでも、注意しろー!これらは食べるなー!的な投稿をよく見た。家族が食べたものも公表され、しかもレストランも特定されていたので、その地域でレストランを営業している人たちや、同じ食べ物を提供している人たちにとって少なからずの風評被害は受けているのでは...と思いつつトルコの人たちあんまり気にしないのかなー。笑