イチゴイチエ

最近急に寒くなり、お腹が冷えて胃もたれすることが多くなった。バターやオイルはもちろん、お肉料理がかなりヘビー。まだ胃が慣れてない、というか無理して慣れなくてもいいのかしら。トルコはもう4回目の渡航で、ある程度食事や文化は慣れてきたかと思えばそうはいかず、むしろ慣れない場面が増えて疲れる事ばかり。でも無理して慣れる必要はないのかなと思う次第である。(何回言うんだ)

 

馴染めないこと

馴染めないことについて、今思い出せる部分を共有。夫とお母さん、お父さんと暮らす事でトルコの暮らしが見えてくる一方、よく分からんことも多く「異文化」の一言で片付けていいのかと思った。

 

オンタイム

電話に出るのはすごく大切なことらしい。良く分からんけど。ショッピングしている時、ご飯作ってる時、誰かの家に訪問している時、何か交渉している時など。こんな時にも?っていうくらい、電話に出る。話の最中でも電話に出る。目の前の人より電話を掛けてきた人の方が優先度が高いらしい。後で電話をかけたくても、思考の根底に「未来が来るか分からない」から、電話を優先するのかもしれない。「今をどう過ごすか」が思考の癖なのかなー。知らんけど(雑)

 

自分の家のように座る

ゲストが家に来るのはトルコの文化の1つなのですが、お母さんのお手伝いをすることがあったり一緒にチャイを飲むけど、毎回ゲストの座り方とか食べ方が気になる。わざとかってくらい食べこぼししたり、ソファーの上であぐらかいたり、勝手に食器棚開けてコップ探したり...あと子供は暴れ回ります。全部の部屋や階段を上がって走り回ったり、勝手に引き出し開けておもちゃ探したり(特に親戚などの身内で)。もちろん親の隣で大人しく座っている可愛い子もいますが、日本人感覚からすると躾がなってない子供は多く見られます。これらはトルコではマナー違反ではないのですが、なんか嫌な気分になります。夫の実家で不愉快な気分になるので、自分の家で起こると思うと怖い。笑

 

時間通りにこない人

私は日本人相手でも許せないので、トルコ人でも許せないです。笑 もちろん全員ではないのですが、14時くらいに家に行くというゲストが16時辺りに来たこともあります。流石に待ち疲れました。(⌒-⌒; )

待ち合わせの話をしている時に、トルコ人とは時間軸がたまに違うと感じる時があります。例えば、「お茶を飲みに行こう」という約束をした場合、日本人や多くのトルコの若者は13時か14時はどう?と提案します。しかしイスラム教の信仰度が高い人は時間軸がお祈りの時間の場合が多く、Zuhur(12時過ぎ)やAsar(15時頃)の後、もしくはNamazdan sonra(お祈りの後)という。祈り時間は毎日場所によって秒単位で違うので、こちらからするとだいぶ大雑把な時間指定...というか時間は指定していないのだろう。

 

プライバシーとは

初めましての人と挨拶した後は、「あなた彼氏もしくは彼女いるの?」もしあなたが既婚の場合「兄弟いるの?」と聞かれる。特に女性に多い。なぜかって?家族何人構成かはよく話のテーマになる。あとは親が息子娘の結婚相手を探している場合が多い。

それで私はこの流れが非常に不快に感じる。おそらく他人より家族の情報を誰にでも共有したくないという考えが根強いのかもしれない。なんでよく知らん人にプライバシーの情報を打ち明けなきゃいけないのかと思う。これが嫌で初対面の人と会うのが面倒臭いと思った時期もあった。ただ無理して馴染めなくても良い気がして、正直この流れできたら真顔で対応します。なぜならトルコ人全員がこの流れを組むわけではありません。親切な人はいきなり家族情報とか聞かないです。トルコはどう?とかトルコの食べ物はどんなのが好きですか?とかアイスブレイクをします。私は後者の方が圧倒的に好感を持てる。

 

なんでも共有

それでもってトルコの人はよく話す。今日何したか、何を買ったか、どこへ行って何を思ったか、体調のこと。こんなに自分の日本の家族と話したことない。良いことだけじゃなくて、良くなかったことも共有する。疲れた・良く思わなかった・嫌いなどのネガティブワードも。とにかく自己主張する。自己主張と聞くと、私はネガティブな印象を持ってしまうが決してそんなことはない。自分のことを話せなくてどう生きていくの?と夫に聞かれたこともある。この行動が慣れてないがゆえに夫と喧嘩することもある。もっと自分に正直で良いんだよね。頭だけで考えているから悩みまくるのかもしれない。はは。

 

愚痴ではなく単純に思ったことをこうしてメモに残すことで

後で見返したときに「あぁこんなことあったなあ」って笑って見返せるといいなと思う。

 

靴の修理

靴の修理屋さん自体全然行ったことなかった。

並んでた

個人経営のお店は、色があって素敵。

レトロな空間
職人と直接話せるのが良いところ

 

ソーダおじさん

散歩していた時に見つけた。

1950〜1970年代と思われるソーダ缶
この缶に炭酸ガスを入れてソーダを提供していた
gazocu amcaソーダおじさんがいたという話。

道にポツンとあるだけで立ち止まってしまうかわいさ。

 

ドラマの撮影地 küçük köy キュチュクキョイ

Ayvalıkではドラマの撮影が行われている地区がある。家から車で15分の所なので少し観光してきた。ドラマは今も撮影中なので観光する人で賑わってた。ちなみにTRTというNHKみたいな放送局で(なお受信料は徴収していない)ドラマはCennetin Çocukları(チェネの子供たち)というヒューマン物語。

youtu.be

主演の人がナイナイの岡村さんに似ててドラマに集中できないことがある。

 

トルコのドラマはすごく長くて1回の放送がやたら長い。それでもってシーズン1とか2があるドラマもある。このドラマは今年の夏に始まったばかりなので、頑張って見ようと思うけど挫折する自信ある。

トルコのほとんどのドラマはYOUTUBEで見れます。なので日本でもどこでも見れるのが最高なんですが、なんせ放送局側が翻訳機能をトルコ語か英語しか設定していないようなので(しかも自動翻訳)トルコ語を勉強する人には良い素材かも?しれないですね。

 

küçük köyという場所はさらに観光業として注目の場所
レストランやカフェはもちろん、ホテルも増えているらしい

 

tavuk dünyası という最強外食

直訳すると「鶏の世界」本当に大好きなチェーン!!!

グリルした鶏肉とマカロニ、サラダが付いてきて300TL台。トルコの外食で300TLで満足するお店って中々ないんですよね。

このプレートにパンもついてくる
ドレッシングもテーブルサイドにあります

鶏肉のソースがこんなに選べる
いつも何にしようかすごく迷います

chili lokumu チリソースすごく美味しかった

 

イチゴイチエ

外国の方が日本の文化について書いた本をトルコ語で翻訳されたもの。

スペインの作家のエッセイをトルコの方が翻訳し出版

この作家は他にもIKIGAI(生きがい)についての本も出版されています。(海外で大ヒットした模様)夫と出会った時最初の頃に、IKIGAIの本を読んだことはあるか?と夫に聞かれて私は?マークでいっぱいだった。私たちが当たり前だと思ってた日常や考え方が、いつの間にか素敵な文化として世界に広まるのは限りなく嬉しいこと。

 

今ここにいる自分は一期一会の積み重ねなのかな、と思いながら一生懸命ICHIGO ICHIEを読むのである。スマホの翻訳を手にしながら。