たぶん困難な壁がある人生の方が楽しい

なんかよく分からんけど最近忙しい。別にフルタイムで仕事しているわけでもなく、むしろ絶賛職探し中の状態で時間だけはあるはずなのに。それはそうとも最近は家に突然お客さんが来ることが多く、家の空気がリラックスモードから緊張に変わるし何より掃除したり庭の手入れ、準備の手伝いをする日々が続いている。

海水浴で賑わうこの街も、夏の終わりを告げる。急に雨が多くなってきた。日本でいう秋雨前線が来ているのだろうか。そして先日水道から水が出なくなった件が解決したと思ったら、今度は違うトラブルが...。

雨漏りした夏の家

ある日の朝、激しい雨音で目が覚めると床がびっしょり濡れていた。眠かったけど寝れる状況ではなかったので急いでタオルを持ってきて床を拭いたけど雨漏りの勢いが止まらなさそうだったので家族を起こした。どうやら以前屋根の瓦をメンテナンスした業者が天井の窓を閉め忘れたらしく、雨水が家に直接入ってきてたっぽい。そりゃあ雨漏りするだろう。というか閉め忘れるってどういうことなんや。日本だったら恐らく大クレーム案件も、ここトルコでは「あり得ること」らしいので家族は水に流してた。同じ地区の業者に点検依頼の連絡するも「遠いから行けない」という謎理由により断られてしまう。どういうことなんや(2回目)

なんとか傘や長い棒を使ってガラス窓を閉めれたけど
完全に閉めきれず雨漏りしてしまう
そしてこの窓を閉めるための
脚立を常備してなかったので後日買うことになる。

たまに思うけど業者と値段の交渉などしているのを見ていると「稼ぐ気あるのかこの人たちは」と思うことがある。今すぐ来いと言ってないのに。雨漏りで困っている家はあんたたちのビジネスチャンスではないんか。控えめに言って特急並みのインフレ状況が続いているのに、生活はどうしているんだろうと非常にお節介な心配をしてしまうのである。

 

オリーブの仕込み始めました。

秋はオリーブのシーズン。家の敷地内にオリーブの木があるのでもぎ取ったり風で落ちたものを拾う。

綺麗なものとダメージ受けているものを選別し
ペットボトルに塩と水を入れて約1年保存。
元々オリーブが持つ苦味を放出させ更に甘みを引き出します。

オリーブは緑と黒の2種類がありますが若いのが緑、完全に熟したものが黒。緑は若いので肉食感があり良い意味で青臭い感じ。逆に黒は少し表面が固いものの旨みが凝縮されている。エーゲ海地域では緑オリーブは9月から10月初旬、黒オリーブは10月下旬から11月までがベストシーズンらしい。

緑は表面がマット、黒は少し艶がある
オリーブオイルに向いているのは黒オリーブとのこと

黒オリーブを仕込みたい場合、枝付きのまま待てばいずれ色が変わる

太陽が当たれば熟成スピードが早くなるみたい。お散歩していると、枝の一部のオリーブが黒くなっていることも。私は黒オリーブの方が好きなのでもう少し待っていたい。

 

 

果実のようなAyvalıkのオリーブ

Ayvalıkのオリーブは本当に美味しい。オリーブの果肉が厚く旨みが全てギュッと入っている。日本で食べたイタリアから輸入されたオリーブを食べた時に水っぽい感じがしたけどそれが全くない。まるで果実を食べているみたい。オリーブオイルはエキストラバージンなのに重くないです。サラダにしたりパンにディップするとオリーブの香りが楽しめる。イスタンブールのスーパーでも美味しいオリーブを買えるけどAyvalıkのオリーブは絶品です。

もしAyvalıkに立ち寄ることがあったらぜひ食べてみてほしいです。おすすめのお店はKöklüです。地元の方々も認める信頼できるブランドです。

オリーブ色の看板が目印

koklu.com.tr

Ayvalıkの中心街やCundaという隣の島にお店があります。イスタンブールや他の街にはお店がありませんが、トルコ国内のみオンラインショップでの配送もやってるみたいです。

スーパーのオリーブより高いけど
その分美味しさは絶品です

 

 

ウソとホンモノ

残念ながらトルコは多くのブランドや事業者が人を欺く商品を世に出しています。オリーブ業界も嘘の情報や商品が多く出回っています。以前家族が全く別の業者のオリーブオイルを買ったら、オリーブの香りが全く無く味も水みたいに薄く、恐らくオリーブオイルとサンフラワーオイルを混ぜたオイルだったことがあります。(クレーム言って返品した)なので地元の口コミは非常に大切で価値のある情報になってきますね。

 

 

かわいいトモダチ

お母さんのお友達のお孫さんとお友達になった。歩いて30秒の距離で、コーヒー飲みに行ったり、気軽に会いに行ける距離のご近所さん。可愛い学生のお友達は私の拙いトルコ語を聞いてくれるピュアな心の持ち主。先日は夫、お母さん、お母さんの友達と孫とAyvalıkの中心街へ出かけた。車を所有していない家族なので、バスで中心街へ行けるけど交通費が高く、自家用車のように気軽には行くのは難しいようだ。日本の文化にも興味持ってくれるの素直に嬉しいし、私が咄嗟に言う口癖「どうしよう」「ちょっと待ってね」とかの日本語を知っててなんか安心した。今度一緒にイスタンブールで会う。夫とは滅多に行かないオシャレなカフェとか、韓国料理を食べに行く予定。

 

ごはん作って持ってきてくれた
めちゃめちゃ美味しかった(*^▽^*)

こんなに早く友達が増えるとは思わなかったよ

 

毛糸天国

物価高をじわじわ感じるトルコですが毛糸は日本より断然安い。編み物生活にとってありがたい!最高!(最近編んでないけど)

見ているだけでしあわせ

トルコのお母さんたちは手芸もできちゃう。(と言うより家事の一つらしい??)日本ではあまり見かけないバッグ向けのポリエステル製の糸を中心にコットン100%やアクリルコットン混同糸もちらほら。ウール100%はトルコでも高いらしい。

 

初めてのスパゲッティ

トルコのパスタといえば、私が食べてきたものは全て短いものだった。マカロニくらいの長さから米粒まで。先日初めて日本で食べるスパゲッティのような長くて細いパスタを食べた。

絶品すぎた

でも食べやすくするために短く切られてたけど。笑 トマト&スパイス王国のトルコならではの濃いめのトマトソースがめちゃくちゃ美味しかった。毎晩トマトソースパスタ食べたい。トルコ料理はかなり油多めでたまに胃がやられるけど、パスタはまだ軽いし胃への負担も少ない料理。

 

 

コライラーメン

先日スーパーで発見したちょっと太めの乾麺。

A101というスーパーで取り扱い



www.hamuzono.com

夫からのリクエストで家族にラーメンを作った。お味は簡単な醤油ベース!

用意したものはいずれもスーパーで簡単に手に入るもの

・にんにく

・長ネギ

・醤油

・鶏ガラスープ

・塩

・オリーブオイル

トルコのスーパーにも売っている醤油
なぜか味が薄いので加熱前提の調理だといい感じに

多めの方がちょうどいい、すりおろしたにんにくをオリーブオイルで炒める。この工程は本来はいらないと思うが、トルコ人にとって美味しい料理とは油と塩が多いものだと思っているので敢えてやる。そのあと水と醤油、沸騰したら鶏ガラスープと塩を入れて何分か煮立たせたらスープの完成。あとは別鍋で麺を茹で、器にラーメンとトッピングにネギを盛ればオーケー。

敢えて手はかけない 
なぜなら好むか分からないから

見た目それっぽい
kolay ramen (簡単な ラーメン)
コライラーメンの完成だ

前述のパスタでもそうなんだけど長い麺はあんまり好まないし、啜る行為はマナー違反のようで、ラーメンの麺が長くてお父さんとお母さんは食べづらそうだった。箸がなくフォークだったので、日本式のパスタの食べ方スプーンの上にラーメンをフォークで巻くスタイルを伝授したけど慣れていないせいかそれでも食べづらそうだった。( i _ i )まあ美味しい!と喜んでくれたから素直に嬉しいよね。夫は大満足してたので定期的に作ろうかと思う。この麺350g約3〜4人前で54TL 180円くらいで経済的にもまあまあ優しい。こんな簡単なもので喜んでくれるならラーメン屋開けちゃう勢いである。

 

墓参り

みなさんご存知、イスラム教では土葬です。

森のような場所に墓地はあります。ご遺体を白い布に包み地下の奥深くに埋葬します。土を盛り何ヶ月か経つと墓石を置くらしいです。お母さんのお母さんが去年老衰で亡くなられお墓参り。お菓子や食べ物のお供物はしないけど、盛り土や墓石にお水をかけそのあとduaを読む(祈りをする)。

ちょっと前に墓荒らししたオーストラリアのyoutuberがいましたが、他人の家の墓で遊ぶ神経が分からないですね。何がおもろいのか。ちなみに日本では土葬問題があります。私は日本での土葬は正直かなり厳しいと思うけど、じゃあ墓の前で挑発行為の動画を撮りたいかとは一切思わないですよ。リスペクト精神がない人は日本に来ないでほしいね。自国で大人しく生きてくれ、まったく。

 

 

朝ごはんの支度にいつも聞いている曲

トルコのポップあります。最近トレンドなのがこの曲。トルコのカフェやレストランで必ず流れているといっても過言ではない。

youtu.be

yerinde dur その場に止まって→そのままでいて、離れないで

恋愛での距離感の曲っぽい感じがする(適当)トルコのポップは結構好き割と毎日聞いている。トルコ語の勉強にもなるけど好きな音楽があると、よりその国の文化が好きになれる気がする。