譲れないポイントを持つことって大切

ブログやTwitterでいろいろジュエリーの写真を載せていますが、必ずしも着用の頻度が高いジュエリーとは限りません。

f:id:hamu_z:20220605231211j:image

何回も登場しているくらいお気に入りである、アクアマリンの指輪。しゅわしゅわインクルージョンのある、海の透明度を再現したようなアクアマリン。太陽が出ていたら、必ずカメラに収めます。このアクアマリンのおかげで、ブログの読者が増えているのもあると思います。

ただ、最近サイズが合わないと思うようになってきました。

最初は気にならなかったけど、着用していく度に気付き始めたのですが。この指輪は設計上、着用時にフィット感がありません。それは、おおよそのサイズということです。その為、着けているとよくクルクル回ったり、指から外れそうになります。アームが細いから余計に、フィットしにくいのかもしれません。それが気になって、お出かけ時に外したくなる事もあります。だから写真は撮るけど、着用回数は減少しています。正直、手放そうか悩んでいるところです。

普段使いして初めて分かる事ってあると思うんです

コレクションの一部として取っておいてもいいですが、私はコレクションをする為に指輪を買っているわけではありません。私の「指輪を愛する」という概念は、「何年経っても普段使いをしていく」ということです。使わなくてタンスの肥やしにするなら、この指輪を愛してくれる人に譲ったほうがいいと思うのです。私はたまたまこの設計のデザインが合わないだけで、他の人が着けたらジャストサイズ!ってなる事も勿論あり得ます。その方が指輪にとっても、新たな人生として有意義に過ごしてくれるんじゃないかな。今だけそういった考えかもしれませんが、正直迷いどころですね。まぁ、ゆっくり考えたいと思います。

 

 

逆に着用頻度が高い指輪はというと...。それは、ティファニーTリングです。f:id:hamu_z:20220606102102j:image

前にも、どっかで書いたけど。正直、写真を撮りたいとは思いません。ダイヤの輝きをカメラに収めるのは難しいですし、地金のボリュームは足りないし、ブランドが作った一種のキャラクターだから、世界中のティファニーに行けば大体置いてあります。いわゆる量産型に20万円以上も出したことに、最初は後悔しました。同じ値段ならそこそこ品質の良い、色石の一点ものの指輪が買えますからね。「オンリーワンに価値がある」と考える人間からすると、こういったハイブランドの指輪には面白みを全く感じません。

midnight-airline.hatenadiary.jp

 

よし!お出かけするぞーって時に着けたい

ってなんだかんだ小言を言いつつも...(笑)、着け心地はダントツに良いです。何なら自分の指にあっています。地金の薄さというデメリットは、裏を返せば指にとって程よいボリュームだということです。重くないから身体の一部のように馴染みます。トップの高さも写真のようにさほど無い為、どこかに引っかける心配もありません。そしてダイヤの輝きはというと...さすがティファニー。本当に美しいです。これは実物じゃないと分からない幸せ。

何年も前から憧れていたものでもあったので、結果的には大満足です。使用頻度はかなり高く友人の前でつけるより、夫婦でお出かけする時につけます。これからも大切な相棒です。


 

ブランドや値段は全く関係ない。自分の指とのフィーリング次第。

結局何が言いたいかというと、指輪は指に合うのが1番なんです。この石が好き!とか、石が綺麗に見えるセッティングとか、デザインが凝っていてかわいいとか、憧れのブランドだから欲しい!とか...沢山のきっかけが購入の後押しになるのは間違い無いです。ただ、最終的には「自分の指にフィットするのか」が大事なんだと思うのです。

なんでこんな事を考えているのかというと、もうすぐ来る30歳の記念に、指輪をオーダーしようと考えているからです。オーダーする上で1番大切な事をピックアップしていくと、辿り着いた答えが「着け心地のいい指輪」でした。単純な答えで何にも面白くないけど、当たり前のことを当たり前だと思いすぎて、肝心なことを忘れていたんですよね。改めて再認識しました。オーダーメイドするからには、これからの相棒として迎えたいので、もう少し指輪について分析していこうと思います。

 

ヨハネスブルグからこんにちは [初めての鉱物標本]

はむぞの (@hamu__zono) | Twitterもよろしくです。