ジュエリーは金が好きだけど器は銀が好き

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ジュエリーも好きですが、陶器も好きです。特に器。大のお気に入りの陶器作家は藤岡貢さんです。滋賀県甲賀市信楽町で制作されています。純銀を低温でじっくり焼き上げる銀彩という技法を使った器で有名なのですが、先日とても久しぶりに買い足ししました。

藤岡さんの器と出会ったのは今から4年前。信楽に行ったら絶対行くogamaというお店に展示販売されていました。当時買ったものはマグカップ。なにこれこんな器初めて見た。心臓がドキドキしたの覚えてます。金属のような質感と土のぬくもりに目を奪われてしまいました。先日親戚の挨拶に行った帰りに、4年ぶりに信楽に寄っていつものogamaで平皿を買いました。

 

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平皿すごく欲しかったんです。いつもマグカップや湯飲みに目を奪われてしまうので...。この艶が上品すぎますし、この色がたまらなく好きです。白でもなく完全たる銀でもない色、土の風情を忘れさせない金属のような質感。全てが絶妙すぎます。

 

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写真だと若干分かりにくいのですが、この輝き方はちょっと貝に似ている気がします。私はジュエリーを買う時は迷わず金を選びますが、器に関しては銀に惹かれます。もちろん銀なので、変色が起こります。

 

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こちらは4年前に買ったマグカップ。味わいのあるセピア色に変化しています。平皿の銀ももちろん好きなんですけど、これはこれで好きです。天使の羽のような彫に艶が出て美しいです。使い続けないと中々現れない色ですね!ちなみに買った当初のような銀に戻す方法もあるのですが、愛着が沸いているのでこのまま使い続けています。おそらく使い方次第で、色の変化や濃度は多少変化が起こりうると思います。現に持ち手や口当たりの部分は少し黒ずんでいます。そういえば、買った時にお店の方が「経年変化楽しんでくださいね!」って仰っていて、当時はあまりピンと来なかったんですが、まさかこんな色気のあるマグカップに変化するとは...。使い方次第で自分の色に染まる、こんな素敵な器に出会えて本当にしあわせです。今回買った平皿はどんな色に変化するのだろうか。今からとても楽しみです。

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